酔芙蓉
「繊細な美」「しとやかな恋人」
そして「幸せ再来」
朝には白色の花ですが
昼頃には薄ピンク色になり、
夕方頃になると濃いピンク色に
変化していきます。
酔芙蓉の花の名前を知ったのは、高橋治さんの小説「風の盆恋歌」
小説の中で「今年は必ず参ります」というメッセージを、この酔芙蓉に託して、八尾の家の玄関先に植えられている
「夕されば 酔ひて散り行く 芙蓉花に わが行く末を 重ねてぞ見る」
酔芙蓉の花色が変化する理由は、日照によってアントシアニンを合成する酵素が増え、花弁部分に蓄積されて赤みを増していくとのことです。
気温が低いとアントシアニンの合成は進まず、25度以下では色の変化はそれほど見られず、曇りの日や、日の当たりにくい奥まったところでは白い花が部分的に、あるいは色を変えないまま残っているそうです。
私が写真を撮ったのは、10時頃でしたから、ちょっとほほを染める程度のお花と、まだ白いままのお花と、、、、赤いお花は、きっと昨日咲いたお花(二日酔い状態)かもしれませんね?