お友達から三宮麻由子さんのご本をお借りしました。
「幸福の羽音」
読み終わって、一日一日を丁寧に生きて来られた様子が感じられ、私も少しだけでもよいので見習わなくてはと思いました。
正月に私は必ず日記帳を開く
前年のことを思い出し、それを踏まえてその年にどんな気持ちを持って生きるかを決めるためだ。
前年の失敗にはしっかりと目を向けてそれを正し、良かったことを下地に発展を試みる。
山の達人が、「どんなに低い山でも、登りながら振り返ることを忘れると迷う」と言っていたことがある。
私は人生も同じだと思った。過去を正しく見極めて新しい道を探さなければ、本当の前身にはならないのではなかろうか。
正月によって気持ちを切り替えたら、今まで見えなかった突破口が突然開けることだってある。
「無我のスペース」
自分を空にして、あらゆる人や生き物、神仏を受け入れられる無限の可能性を持った心のスペースだ。自分と違う考えの人や相性の悪い生き物をも、神仏は愛された。そのことに思いをはせる空間をください・、と祈ることも大事なのかもしれない。
そこはカタクリの群生地だった。
武蔵野の雰囲気を湛えた穏やかな斜面に木漏れ日がそっと触れている。
太陽がすっかり高く上がったころ、カタクリの花はシュウシュウと音を立てるように次々と開花しはじめた。空の精の涙から生まれた堅香子の姫は、一つ一つの蕊をピンと立てて、まるで小さな紫の太陽の様に凛としている。
この部分、私のお気に入りです。
多分ここは私の大好きな「カタクリの里」のことと思います。
恥ずかしながら、私の一番最初につけたハンドルネームは「カタクリ」
そして・・「木漏れ日がそっと触れている」って(^^♪・・「木漏れ日」大好き人間です。(笑)
追記
昨日のあさイチ、女優の小雪さんが出演されていました。
夫は俳優の松山ケンイチさん。姉は歌手の弥生さんだそうです。
その中で12年ぶりに主演されている映画の話が。
『桜色の風が咲く』 11月4日(金)公開だそうです。
視力と聴力を次々と失いながらも、世界ではじめて盲ろう者の大学教授となった、東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野教授・福島智さんをご存じですか?
これは、そんな智と母・令子の実話にもとづく物語。ひとつひとつ困難を乗り越えながら人生の可能性を広げていく二人の勇気は、私たちの心を生きる歓びで満たすことだろう。また令子が、盲ろう者である智との日常の中から考案した、リアルタイムで言葉を伝える新たなコミュニケーションの手段“指点字”。現在、多くの人々に希望を与え続けている“指点字”誕生に至る、知られざる物語でもある。
指点字というのがあること、初めて知りました。
福島先生の生き方も、麻由子さんの生き方も素晴らしい。
また、小雪さんも子供たちの為と、自然の豊かな、でも辺鄙なところで暮らしておられて、俳優業と子育て、自分の出来る範囲で(60点)頑張っておられるとのこと。
自分は何をしてきたのかな〜〜って、自分に活を入れられた気がしました。
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