前回のBlog「♪この街で」を纏めていて、三宮麻由子さんが作曲に関わっておられること知りました。 三宮麻由子さんは、私のお友達のご親戚の方で、以前にお話伺ったことあります。
多分「そっと耳を澄ませば」を出版された頃だと思います。
鳥が教えてくれた空
著者:三宮 麻由子
光を失った少女が拓いた感性世界のエッセイ。
光を失った少女が鳥に出会い、そのさえずりによって“空"の存在を体感し、その感性の世界は飛躍的に広がっていく―。前向きに生きる日々を素直に綴るヒーリング・エッセイ。(対談・阿川佐和子)
平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞
良い環境ですこやかにお育ちになって、持って生まれた才能を開花され、人生を楽しんでおられる。
「誰の上にも空がある」
「マイナスをプラスに」
・・・とっても良い言葉と思いました(^^♪
たとえ都会の中の公園でも、ふと目を閉じて耳を澄ませばいきものや自然の声が聞こえてくるはず。
忙しい毎日の中で、そんな時間を持つことの大切さを感じる一冊です。
ぜひ、心の深呼吸をするため、ぜひこの本を手にとってください。
そっと耳を澄ませば (集英社文庫) 文庫 – 2007/3/20
三宮 麻由子 (著)
視力を失った著者が、耳を澄ませて広げていった感性の鋭さ。通信社で翻訳の仕事を手がける毎日の雨の音、風の息吹、人の温かさなど、何気ない日常に見えてくる豊かで瑞々しい世界。第49回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。(解説/辰濃和男)
著者等紹介
三宮麻由子[サンノミヤマユコ]
1966年、東京生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒業後、同大学大学院博士前期課程修了。外資系通信社勤務。エッセイスト。『鳥が教えてくれた空』で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞受賞。『そっと耳を澄ませば』で第49回日本エッセイスト・クラブ賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
でんしゃは うたう
三宮 麻由子 文 / みねお みつ 絵
電車はいろんな歌を歌っています。「ぷしっごろろー」と扉が閉まり、「どだっとおーん」と動き始め、軽快に走っているときは「たたっつつっつつ」。
「ごごだだっ」と踏切を越え、「ごどんどどっどど」と鉄橋を渡り、「ととててかかっ」とポイントを踏み越えて、隣りの駅に「ぷしゅっしゅっ」と到着。
電車が走る、わずかひと駅間の様子を、電車と線路が奏でるユーモラスな擬音をつかって描いています。
読んであげるなら 3才から
自分で読むなら 小学低学年から
私は音から風景を作る、音を拾って空間把握をしています。
見えている人は引き算で音を聞いていますが、私は足し算で聞いていくので、「雑音」というものはないんです。
絵本を書くときも、みんなが雑音だと思っている音をどれだけ拾えるかが私にとって勝負になります。
これからも、子どもも大人も「真っ白い耳」で楽しめる絵本を書いていきたいです。
特に今、人工音を含めて音が多い時代なので、その中から、本当に私たちの心に響く音を見つけて届けたいと思います。
三宮麻由子さんの作品
麻由子”の紙の本一覧
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