今HPで利用しているレンタルサーバーのプランは、容量も多くてワードプレスも使えて便利なのですが、年々料金が高くなってきています。
情報発信はBlogやFacebookを利用していますので、そんなに容量も必要なく、HP作成には無料のテンプレートとHTMLタグを使っていますので、ワードプレスも必要ありません。
レンタルサーバーを見直し、割安なものに変更することにしました。
レンタルサーバーのお引越しは久し振りですし、独自ドメインのこともありますので、お引越しが終わるまでに結構時間が掛かってしまいました!!
やっと移し終えましたので、今後のために設定方法を記しておきます。
HTMLを自分で書いて、ホームページを作った場合の移行手順
1.ホームページのデータをすべてダウンロードする。
2.新しいレンタルサーバに、ホームページのデータをアップロードする。
3.以前のレンタルサーバ業者の管理画面で、ドメインを削除する。
4.新しいレンタルサーバ業者の管理画面で、ドメインを追加する。
5.ドメイン業者の管理画面で、DNSサーバ(ネームサーバ)の変更を行う。
他社で取得したドメインを移管せずに利用する手順
独自ドメイン追加
1「サーバーコントロールパネル」にログインします。
2ドメイン/SSLから『ドメイン/SSL』をクリックします。
3『ドメイン新規追加』をクリックします。
4「他社で取得したドメインを移管せずに使う」の『追加』をクリックします。
5他社で取得した独自ドメインの追加に「ドメイン名」を入力し『追加』をクリックします。
5ドメイン名一覧にドメイン名が表示されている事を確認し、設定から「Web公開フォルダ」「IPv6アドレスの使用」「HTTPS転送設定」「SPFレコードの使用」などを設定します。
ネームサーバーの変更
ドメインWhois情報の『 ネームサーバー情報(Name Server)』を「新しく指定するインターネットのネームサーバー」に変更します。
※例 さくらネットの場合
プライマリネームサーバーns1.dns.ne.jp
セカンダリネームサーバーns2.dns.ne.jp
※注意事項
ドメインの追加設定をする前に、ネームサーバー情報を変更してしまうと、不具合が生じる可能性があります。必ずドメインを追加した後で、Whois情報の変更を行ってください。
ネームサーバー情報を変更すると、変更された情報がインターネット上に反映するまで、数時間〜48時間必要です。
(ここポイントです。なかなかHPの内容が反映されないので、とっても不安になります)
ネームサーバのセットアップ方法
1.コントロールパネルにログインする
2.コントロールパネルメニュー 』 にて『 ドメイン操作 』をクリックし、『 ネームサーバ設定変更 』へ
3.設定をするドメインの「 ネームサーバ設定変更 」をクリックし、設定画面へ
4.「弊社以外 のネームサーバを使用する」にチェックを入れる
5.チェックを入れたら、ネームサーバ入力フォームが表示されるので、登録が完了しているネームサーバの情報を入力します。
6.「 ネームサーバ設定変更 」ボタンで確定する
なお、ネームサーバを変更したら、しばらくの間(数時間)は、ホームページが見れない状態になります。そのため、数時間後に、ホームページのURLにアクセスをして、正常にホームページが見れることを確認してみてください。
IPv6アドレスの使用 ■利用する
・IPv4とは?
インターネットに接続されたコンピュータにはそれぞれのコンピュータを識別するためのIPアドレスと呼ばれる固有の番号が割り当てられます。IPv4ではこのIPアドレスを32ビットのデータとして表現します。
・IPv6とは?
IPv6ではIPアドレスを128ビットのデータとして表現します
そのためアドレス総数は3.4×10の38乗個、つまり約340澗(かん)個となります。これは事実上無限と言える数です。
「IPアドレス」はインターネットに接続されたコンピュータを識別するための固有の番号で、IPを使って通信を行うために必要な「住所」のことだと考えればわかりやすいでしょう。
「さくらのレンタルサーバー」では、設定に応じてIPv6のインターネットにもホームページを公開できるようになっている。IPv4のインターネットへの公開は、最初から有効になっているので、IPv6の設定を行うと、IPv4とIPv6の両方からアクセスできるホームページになる。
IPv6とIPv4の両方に対応したホームページは、IPv6とIPv4の両方に接続されたパソコンからは、IPv6を優先してアクセスしてもらえるケースが多い。
HTTPS転送設定 ■HTTPSに転送する
ここをチェックすることによって、httpからアクセスされた場合に全てhttpsに常時転送されます。
URLの始まりが「https://」だとサイト運営者の正当性が判別できます。sはSecureのsです。
「Google Chrome」や「Safari」、「Firefox」では、HTTPS化されていないサイトに「保護されていない通信」という警告表示がされます。
SPFレコードの使用 ■利用する
SPFは、Sender Policy Frameworkの略で、セキュリティ技術(送信ドメイン認証)の1つです。
メールの送信者側が利用する仕組みで、送信メールがどこから送られてきたメールなのかをDNSサーバーに記しておくことで、受信者へ伝える役割を担います。
このことにより、メール送信時にFromとして利用するアドレスが、「第三者によって不正に利用されていない」ことを証明します。
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