熊野速玉大社
雄大な熊野川を背にして鎮座する、鮮やかな朱色の社殿が印象的な熊野三山の一つ熊野速玉大社。
水の動きを神格化したとされる熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神を主祭神とし、十二柱の神々が祀られています。
参道の正面に巨大なしめ縄のかかる神門、神門の左には瓦葺入母屋造の大禮殿、右側に朱塗りの手水舎があります。
鮮やかな朱色が美しい熊野速玉大社・拝殿で二礼二拍手一礼。拝殿奥の神域へ入る、参拝することはできません。
神倉神社
摂社である神倉神社は、熊野三山に祀られている熊野権現が最初に降臨された聖地とされています。
熊野速玉大社のナギ
大禮殿の手前にそびえ立つ樹齢千年の御神木「ナギの大樹」。国の天然記念物に指定されています。
平重盛のお手植えと伝わっており、幹回り6m、高さ20mと見事な大樹です。
その昔、なぎは「凪」に通じることから道中の安全を祈って、この葉を懐中に納めてお参りする習わしがあったそうです。
熊野牛王とナギの葉をいただくことが、難行熊野詣を無事果たす大きな支えとなりました。
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